6月11日にメルセデス・ベンツ日本が新型「Sクラス」を発表し、予約注文の受付を開始しました。
今回発表された新型は、車両全体の50%以上(約2700点)の部品が新規開発または再設計されるなど、モデル史上最大規模の改良を受けています。つまり、厳密に言えばビックマイナーチェンジモデルです。
エクステリアには威厳を増したスターデザインが採用されたほか、インテリアではSクラスとして初めて「MBUXスーパースクリーン」を全車に標準装備。さらに第4世代MBUXや独自の車載OS「MB.OS」を搭載するなど、機能面でも大幅な進化を遂げています。
現在、日本ではショーファードリブン(お抱え運転手付きのクルマ)としてだけでなく、ドライバーズカーとしても高級ミニバンが大変もてはやされています。
しかし、現地発表会で実車を目の当たりにすると、長年ドイツプレミアムブランドのフラッグシップとして君臨してきたSクラスは、やはりセダンならではの厳かな雰囲気と上質感を携えており、「さすが王者」と思わせる高級車らしい凄みがありました。
ただ一方で、後席に備えられたスマートフォンのような専用コントローラーや、MBUXスーパースクリーンとアンビエントライトが放つ全体的なきらびやかな演出は、むしろ昨今の日本の高級ミニバンが牽引してきた「至れり尽くせりな快適空間」のトレンドに近いものを感じさせたのも確かです。
メルセデス・ベンツの最高峰としての伝統を守りつつ、最新のデジタル技術とトレンドを融合させて新たな表情を見せた新型Sクラス。発表会現地で撮影した100枚の写真を、フォトギャラリーでじっくりご覧ください。
