ホンダが2026年5月に発売した新型EV「スーパーワン」が、クルマ好きの間で大きな話題となっています。
1983年に発売され、「ブルドッグ」の愛称で親しまれた「シティ ターボII」をオマージュしたようなエクステリアデザインや、軽乗用EVの「N-ONE e:」とは一線を画すワイドトレッド、最高出力を通常の64psから95psまで引き上げる「ブーストモード」による刺激的な走りなど、スーパーワンは注目すべきポイントが目白押しです。
ただ、それ以上に注目を集めているのが価格……というより、価格も含めた“お金”です。
EVの購入時に支給される国や自治体からの補助金を組み合わせることで、なんと実質“半額以下”で購入できるケースまであるようで、一部のクルマ好きの間ではちょっとしたお祭り騒ぎになっています。
今回はスーパーワンの特徴を整理しながら、購入シミュレーションも交えて価格を検証します。
スーパーワンは「e: ダッシュブースター」をコンセプトに開発された「Nシリーズ」系のプラットフォームをベースにした新型コンパクトEVです。基本ハードウェアはN-ONE e:をベースとしながらも、走りのキャラクターは大きく異なっています。
さらに、ボディサイズも興味深いポイントで、軽をベースにしながら、全長3580mm、全幅1575mmと白ナンバーの小型車規格となります。特に拡幅されたオーバーフェンダーによって、存在感は通常のN-ONE e:よりも明らかに強めです。
また、EVは車両重量が重くなりがちですが、重量物となるバッテリーが、良くも悪くも軽自動車のN-ONE e:やN-VAN e:と共通であるため、車体が軽いのも特徴です。満充電航続距離は274km(WLTCモード)と短めですが、1090kgというコンパクトなエンジン車並みの軽さで、その走りは実に活発です。
装備面では、専用のスポーツシートやアルミホイールのほか、独自の疑似エンジン音にも欠かせないボーズ製プレミアムサウンドシステム、さらに「ダイレクトプロジェクション式フルLEDヘッドライト」、「Google 搭載 9インチホンダコネクトディスプレイ+ETC2.0車載器」、「LEDインパネラインイルミネーション」、パドルシフトなどがすべて標準装備されるなど、かなり充実しています。
