スバルは、全日本ラリー選手権に投入する新たな競技車両として「スバル ボクサーラリー スペックZ」を発表しました。
このマシン最大のトピックは、現行型のBRZをベースとしながらも、駆動方式にAWD(全輪駆動)を採用している点にあります。
「BRZのボディにAWD」という、これまでの市販ラインナップには存在しない組み合わせに対し、SNS上では「将来的には新たなAWDスポーツカーとして市販化されるのでは」と大きな期待が寄せられています。
結論から述べれば、このラリーマシンがそのまま市販モデルに直結するという公式な発表は、現時点ではありません。
今回の発表はあくまで競技車両の披露であり、メーカー側も「市販化」については明言を避けています。しかし、メーカーが公式に「BRZのAWD仕様」を製作したという事実は、将来の製品展開において全く無関係とは言い切れない重みを持ちます。
本車両で注目すべきは、市販モデルのパッケージングを超えたメカニズムの検証にあります。
ボディ剛性の引き上げや徹底した軽量化、そして量産車には存在しない直結式AWDシステムの採用など、その内容は多岐にわたります。これらの技術的アプローチは、スバルがモータースポーツ用の車両を開発・進化させる仮定で得られる知見を量産車開発へつなげるという言っているように、将来的な市販スポーツモデルの性能底上げに向けたデータ収集を兼ねています。
